この度は、弊サイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。運営者の助右衛門(スケエモン)と申します。私は地方の社家に生まれ、現在は年末年始の祭祀を除き、1年のほとんどを東京で会社員として過ごしております。
日本全国には約80,000社の神社があり、そのうち約40%が限界宗教法人の状態にあると言われています。また、奉職する神職は約20,000名、そのうち30%には後継者がいないという調査結果も平成31年時点で報告されています。地域差などもございますが、神職の半数以上は公務員や会社員、農家などと兼業しているのが実情で、事実、私もその一人です。
兼業という選択については、個人の自由であり、様々なご意見があるかと思います。しかし、私は、先祖代々守り続けてきた地域の文化やお祭り、そしてお社を、経済的な理由だけで放棄することはできませんでした。一方で、次世代に同じ困難を引き継がせることは避けたいと考えています。そのため、経済的な基盤を整え、次世代が希望を持って神職を目指せる環境を作りたいとの思いから、まずはこの外祭受付サービスを立ち上げました。
私は幸運なことに、これまでの経験を通じて、AIをはじめ世界の先端技術に触れる機会や、新規事業立ち上げのご縁をいただいてきました。このサイトやその他の活動を通じて、テクノロジーやアイデアの力を活用した、文化遺産の持続的な維持と現代のグローバル化された便利な生活をシームレスにつなぐことを目指し、神社に関心をお持ちの方々、崇敬者様、支援者様、神職の皆様、そして神職を志す方々と共に、明るい日本を築いていけるよう、精進してまいります。
